ネイリストになる為に必要な資格をチェック！資格がなくてもなれる？

こんにちは！元ネイリストのちえこです。

ネイリストになりたいけど、どんな資格が必要なの？

資格を持っていなくてもネイリストになれるって本当？

今回の記事では、このような疑問にお答えしていきます！

資格の種類を確認しよう

ネイリスト技能検定試験とは、JNEC（日本ネイリスト検定試験センター）が実施している検定です。

１級、２級、３級に分かれており、それぞれ筆記試験と実技試験を行います。

「ネイル検定」という場合こちらの資格を指してることが多いです。

そして、ネイルサロンの募集要項でよく見かけるのもこの資格で、３級以上や２級以上といった条件が多く見られます。

JNAジェルネイル技能検定試験とは、NPO法人日本ネイリスト協会が実施している検定です。

上級、中級、初級に分かれています。初級と中級は筆記試験と実技試験を行い、上級は実技試験のみとなっています。

ネイルサロンの募集要項では、ネイリスト技能検定試験とJNAジェルネイル技能検定試験の両方を持っているという条件は見かけますが、JNAジェルネイル技能検定試験のみでの募集はあまり多くありません。

他にもいくつか資格はありますが、ネイルサロンで働くのに大事な資格は上の２つになると思います。

その他の検定として、INAネイルスペシャリスト技能検定試験、ジェルネイル技能検定試験というのもありますが、あまり主流ではないです。

似たようなアルファベットや検定名なので少しややこしいですが、検定を受ける際はしっかり確認してからにしましょう！

結論から言うと、本当です！

ネイリストという職業は国家資格ではないので、今すぐにでも開業は可能です。

でもちょっと待ってください。家でマニキュアやジェルネイルをしているから、お友達にもやってあげているからといったレベルでは厳しいです。

「いや、私は独学で勉強もしたから大丈夫」という方も厳しいと思います。

なぜ厳しいのか。その理由をお話しします。

ネイルスクールではコースにもよりますが、少なくても数十時間、多くて数百時間の授業を行っています。

そして講師は、サロンワークも授業も数多くこなしてきたプロの方たちです。

多くのネイルスクールでは資格の取得をメインに授業が組んであり、生徒も資格の取得を目標に時間とお金をかけて勉強しています。

「サロンワークと検定の勉強は関係ないでしょ？」と思っている方がいるかもしれませんが、決してそんなことはありません！

検定では筆記試験もあり、爪の役割や病気について学びます。実技では制限時間内に高い品質で完成させなければいけません。検定の知識や技術はサロンワークでも大いに役に立ちます。ほとんどが検定で学んだ基礎知識の応用です。

ネイルスクールではプロの技術を目の前で見ることができ、分からない所を講師にその場で質問できます。これはネイルスクールに通っている強みであり、独学では真似できないことです。

独学でも資格の取得は可能かもしれませんが、ネイルスクールでしっかり学んだ人とは大きな差があると思います。

そのため、ネイルスクールに通い、何十時間も勉強してきた人と独学で戦うことは難しいです。

ネイルスクールってどうやって選べばいいの？という方にはこちらの記事がおすすめです。

最初にもお伝えしたように、ネイリスト技能検定試験とJNAジェルネイル技能検定試験の２つです。

そして、ネイリスト技能検定試験は１級を、JNAジェルネイル技能検定試験は上級を持っていれば間違いないです。

就活の際に上位の検定を持っていれば、そのやる気と努力を認めてくれるはずです。

とは言っても、上位の検定を取得するのはなかなか難しいです。しかし、初級、３級としっかり基礎から積み上げていけば必ずスキルアップします。

あまり心配せずにチャレンジしてみましょう！